
夜明けの街で
東野 圭吾メーカー 角川書店
ASIN 4048737880
格別凄い不倫話では無いのでは・・・?
本を購入する際に、帯の部分に「最高傑作」
<br />「不倫は馬鹿らしいと思っていたが、どうしようもない時もある」
<br />とあったので、普通には無いようなものすごい不倫の話かと思って期待していたのですが
<br />結局は主人公のただの勝手なエゴイズム的な欲望からの不倫だったので
<br />そんなに凄い不倫の話では無くて少し期待外れだったのは否めません。
<br />でも不倫の話自体あまり読んだことがなく、
<br />また男性目線で描かれていたので面白く読み進めることが出来ました。
<br />また殺人事件と絡めて描かれていてラストが気になって気になってしょうがなかったので、
<br />確かにあまりミステリー、推理小説とは言えませんが
<br />それなりにラストは気にな・・・・・・
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鏡の国の戦士 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-22 グイン・サーガ外伝 21)
栗本 薫メーカー 早川書房
ASIN 4150308942
鏡に映ったグインンイグたっ映に鏡
『鏡の国の戦士』です。グイン・サーガ外伝 21です。
<br />各150枚の中編が三本という変則形式です。いちおう連作となっていて、それぞれ少しずつつながりがあります。
<br />全体としては、「七人の魔道師」事件以降、グインの愛妾ヴァルーサが懐妊して出産するまで、という流れです。
<br />お題は「時」「鏡」、そして「怪異」でしょうか。とくに、タイトルになっている鏡を題材にしたお話として興味深いです。
<br />
<br />それぞれの話は、中編であり、怪異と戦うから、戦い方もある程度決まっちゃっているんですけど、良く料理していたと思います。
<br />リアルタイムで読んでいる読者にとっては、本編がなかなか進展しない中にあって、今後の方向性をほのめかしているという点で楽しみがあると思います。
<br ・・・・・・
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手紙
東野 圭吾メーカー 文藝春秋
ASIN 4167110113
凶悪犯罪犯の弟として生きる人生の苦渋を描いた名作
兄弟だけの家庭を守るために兄は必死に働き、ついには犯罪にまで手を染めてしまった。弟に対する思いから犯してしまった犯罪は兄の想像を超えて凶悪犯罪となってしまう。
<br />
<br />この本は強盗殺人という凶悪犯罪を犯した弟の人生を描いた作品。主人公は凶悪犯の弟という理由だけで進学、恋愛、就職と次々に運命が閉ざされていく。
<br />
<br />獄中からは毎月、弟を思う兄の手紙が届く。弟を愛してやまない兄。
<br />しかし、その兄によって運命が閉ざされていく弟。
<br />
<br />人は宿命とどう付き合い、生きていけばいいのか、また人の絆とは何か、ということを問いかける作品です。
<br />
<br />凶悪犯罪犯の弟として生きる人生の苦渋を描いた名作。 ・・・・・・
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白夜行 (集英社文庫)
東野 圭吾メーカー 集英社
ASIN 4087474399
白夜行について
そういえばドラマでやっていたという理由で何気なく買った一冊である。これで私の東野圭吾の本読書暦が浅いことがわかってしまうが、まことに恥ずかしい限りである。本を読んだ時点ではドラマは観ておらず、CMでやっていたのが頭の片隅に覚えているくらいだった。
<br />物語は1980年代の関西のどこにでもある街から始まる。読んでみた感想はこのような小説には多分今後出会わない作品内容だと普通に思いました。絶対に許されないコトが許されてしまう小説である。罪に罪を重ねていく彼等のラブサスペンスミステリーだとおもいますが、小説の主人公はある意味、二人(雪穂とりょうじ)をじわじわと追っていく笠原であるとおもいました。当然2人を中心にコト(犯罪)は進んでいくのではありますが、笠原目線が多いコトは事実としてわかってほしいです。闇の小説、白夜の中を歩く、まさに白夜行。ドラマも当然、小説を読み終わってから・・・・・・
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幻夜
東野 圭吾メーカー 集英社
ASIN 4087461343
幻夜は白夜行を別の側面から描いた物では…
この幻夜という物語は白夜行の雪穂と亮司を亮司の視点から描いた物ではないかと感じました。前作白夜行では、雪穂と亮司の関係は第三者のみでの視点でのみ伝えられ、最後まで読者の想像に委ねられていました。幻夜では美冬と雅也の関係は雅也のみの視点で語られて行きます。これは白夜行で最後まで謎で終わった「雪穂は本当に亮司を愛していたのか?」の答えだと思います。改めて白夜行を読み返してみましたが美冬=雪穂、雅也=亮司で考えると、すべての話の辻褄が合うような気がします。となると最終作は美冬=雪穂の視点で話が進むのではないかと勝手に想像しております・・・・・・
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クレィドゥ・ザ・スカイ
森 博嗣メーカー 中央公論新社
ASIN 4120038408
現実とは?
究極の純粋さがここにはある。あやふやなものが殆どの中で、己の真に欲しているものは的確だ。読了後には静かな興奮を感じる事ができる。
<br /> ただ、この本を単独で読むのではなく、「スカイ・クロラ」から読む事をお勧めします。一筋縄ではいかない内容なので、真剣に読書をしようと思う時に是非読んでいただきたい一冊です。・・・・・・
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ZOKUDAM
森 博嗣メーカー 光文社
ASIN 4334925618
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秘密
東野 圭吾メーカー 文藝春秋
ASIN 4167110067
やりきれない孤独感、喪失感
主人公の妻子が事故に遭う。
<br />その結果、妻は死に、娘は生き残る。
<br />しかし驚くことに、生き残った娘のなかに存在する意識は
<br />娘の意識ではなく、妻の意識だった。
<br />妻は「娘」として、再び人生を歩むことになる。
<br />大人の意識を持ちながら。夫との思い出を内包しながら。
<br />
<br />妻の夫に対する思いは本物だった。
<br />外見は「娘」でも、中身は「妻」。
<br />外見がどうあれ、妻は妻として、夫と生きていくつもりだった。
<br />しかし、「娘」という若い肉体の情動を逃れて、その思いを維持するのは
<br />相当に困難な道だった。
<br />そして、妻は、とても悲しい「秘密」の・・・・・・
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夜のピクニック (新潮文庫)
恩田 陸メーカー 新潮社
ASIN 4101234175
リアリティーを持った童話
自分の青春時代の中でも高校時代は特別なものです。
<br />
<br />中学生までは明らかに子供という意識でいたし、大学生は飲酒/喫煙も出来て就労した大人ではないけれど子供ではもうない時代でした。
<br />子供の世界の最後に位置するのが高校時代であり、その為にその時代での出来事はキラキラ輝いた大切な記憶となるんだと思います。
<br />この小説は、高校生の瑞々しい思考や悩みを見事に表現し、主人公達の大人の世界に入って行く区切りを描いた物です。
<br />色々な仕掛けも楽しく、一晩の出来事を読み応えある内容に仕上がっていると思います。
<br />お勧めの一品です。・・・・・・
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陽気なギャングが地球を回す
伊坂 幸太郎メーカー 祥伝社
ASIN 4396332688
ギャングは楽しい
ギャング団が主人公なのは初めてのはずなのに、すっかりお馴染みの感覚がある。
<br />オーデュボンの祈り、アヒルと鴨のコインロッカー、それからチルドレンに<強盗シーン>がちょろちょろ出ていたからだろう。
<br />
<br />例によって、複数の主人公が一人称で語るシーンをつなぎ合わせたやり方で、これも伊坂のスタイルである。
<br />ラッシュライフでは このやり方に慣れていなくて読むのがしんどかったが・・・あれは時代も行きつ戻りつしたから余計にだったが・・・今ではすっかり馴染んでいる。
<br />楽しく読めました。
<br />
<br />今回の作品では、直接は登場しない成瀬の息子の印象が強い。
<br />成瀬の息子は自閉症児である。
<br />自閉症については相変わ・・・・・・
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陽気なギャングの日常と襲撃
伊坂 幸太郎メーカー 祥伝社
ASIN 4396208138
こんな強盗団なら遭遇してみたい。
他人の嘘が見抜ける男、完璧な体内時計の持ち主、天才スリ師、演説の名人。
<br />銀行強盗である4人が、べちゃべちゃとくだらない話をしながらトラブルに巻き込まれていくシリーズの2作目。今回は銀行を襲いつつ、人助けをする話。
<br />
<br />一応サスペンスの形をとってはいるものの、起こる事件や謎についてはあまり評価はできません。著者自身が「現実離れした内容になりました」と言っている通り、都合のいい偶然が起こりすぎ、うまい方向に話が進みすぎです。
<br />とは言うものの、本書の魅力は事件解決にあらず。主役の4人組がユーモアな会話を繰り広げながら、それぞれの特殊な能力を使い活躍していく姿がなんともいえず面白いのです。ギャング団というよりはギャグ団?・・・・・・
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分身
東野 圭吾メーカー 集英社
ASIN 4087485196
実写化は無理だろうと思う
この作品は読んでいてページをめくるペースが全然落ちなかったです。いつもなら、途中で休憩を入れたりするのですが、本作品は休憩をとるのも惜しいくらいに次の展開が気になってしょうがありませんでした。交互に違う人物の全く違う話をすると言うのもとても新鮮だったし、そのふたりが徐々に近づいていくところはとても面白かったです。
<br /> それから、面白かったのはもちろんですが、現実の社会を考えながら読むことも出来ました。代理出産やクローン技術の話はニュースなどで見ることがあるからです。特に、クローン技術と言うのは本当に必要なのかと本作品を読んでいてとても考えさせられました。
<br /> 東野圭吾の作品はまだ「秘密」「変身」「手紙」、そして「分身」だけですが、その中でも「分身」は一番といっていいほど面白かったです。また他の東野圭吾作品も読んで出みたいです。
<br /・・・・・・
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スカイ・クロラ
森 博嗣メーカー 中央公論新社
ASIN 4122044286
これは最終巻です!!
ご注意!
<br />これは最終巻です!
<br />森氏のサイトでご確認を
<br />ナ・バ・テア
<br />ダウン・ツ・ヘヴン
<br />フラッタ・リンツ・ライフ
<br />クレィドゥ・ザ・スカイ
<br />スカイ・クロラ
<br />の順です・・・・・・
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小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
大沢 在昌メーカー 集英社
ASIN 4087804666
作家の実力がモロに出た。
本書は超長寿漫画「こち亀」の連載30周年を記念して出版されたノベライズだ。日本推理作家教会に所属する中堅から大御所までの作家7名が寄稿している。シリーズ小説として人気の高い「新宿鮫」や「池袋ウェストゲートパーク」の登場人物とこち亀の主人公両津勘吉の競演が本書のウリのようだ。しかし読んでみると、鮫島やマコトとドタバタを繰り広げる両さんよりも、京極夏彦や東野圭吾描く両さんのほうが原作のイメージに近いし、純粋に面白かった。
<br />
<br />京極夏彦「ぬらりひょんの褌」は大原部長が学生時代に遭遇した妖怪ぬらりひょんの正体が、数十年の時を経て暴かれる話だ。京極夏彦の十八番である妖怪談とこち亀ワールドがみごとにミックスされていて面白い。
<br />
<br />東野圭吾「目指せ乱歩賞!」これは乱歩賞の賞金と印税に目がくらんだ両さんが乱歩賞へ応・・・・・・
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黄昏の百合の骨
恩田 陸メーカー 講談社
ASIN 4062756943
ちょっと怖いかも
恩田さんの作品が大好きで、ほとんどの小説は読みました。<br />この作品は「麦の海に沈む果実」の続編です。そして理瀬が黒くなってます。もっと純粋な美少女なイメージを持ってたので少しショックでした。<br />作品としてはとてもおもしろかったです。ただ少し怖い、背筋がゾクッとくるところがあるので、ちょうど今の季節にはもってこいかもしれませんね。ただ、この作品を読む前に必ず前作「麦の海に沈む果実」を読んでからでないとおもしろさが半減します。・・・・・・
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