
図解雑学 孫子の兵法 (図解雑学シリーズ)
水野 実メーカー ナツメ社
ASIN 4816335323
孫氏
分かりやすい孫氏の兵法入門です。読み終えたら岩波文庫の原典にあたればいいと思います。原典より筆者の解釈の要素が強いです。孫氏の兵法は日本の戦によく参照された軍事学の古典です。未だに色あせていません。極意は「戦わずして勝つ」ことです。米国はこの言葉を肝に免じて欲しいところです。・・・・・・
図解雑学 孫子の兵法 (図解雑学シリーズ)の詳細は写真をクリック

三略 (中公文庫BIBLIO S)
nonメーカー 中央公論新社
ASIN 4122043719
王者は人を制するに道を以てす
“夫れ主将の法は、努めて英雄の心を攬り(とり)、有効を賞録し、志を衆に通ず”かの北条早雲が、講学者より『三略』進講の際、果たして兵法の極意を知るに至ったといわれるのが、本著最初頭にある本一節である。『三略』は其の名の通り三部よりなる:「上略」「中略」、そして「下略」がそれである。うち「上略」は、立派な人物を招くには手厚い礼遇と恩賞が必要であること、多数ある家臣より奸臣を見抜きこれを迅速に排除すること、部下の賞罰の際には極力厳正確実でなければならぬこと、「中略」では、王者や覇者の得行、ならびに大事成就のためには臨機応変の戦略が重要であること、して最後の「下略」では、天下泰平の為には道徳・道義これが必須不可欠であり、自身をも含め現況をいかに厳格に見定め、かつ賢者をして統治にあたる事の重要性、が詳しく敷衍、力説されている(本著七十三頁よりママ或は改変)。『孫子』が実心備えた軍学書とすれば、『三略・・・・・・
三略 (中公文庫BIBLIO S)の詳細は写真をクリック

朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)
イザベラ・L. バードメーカー 講談社
ASIN 4061593404
コンキチ&ナターシャの絵本ナビ
正直最後まで読むのがしんどかったです、当時のソウルの町並みや暮らしを
<br />精密に描写していますが当時ソウルは世界で一番貧しい都市だと言っています。
<br />両班のが庶民を見下す様や穴あき銭でしか買い物が出来ない当時の経済が
<br />いかに困窮していたかを見事に描写しています、さすがにこの本は朝鮮では
<br />出版できないのかもしれませんがシャーマニズムなど興味深い記述もあり
<br />19世紀の朝鮮を英国人である彼女から見た風俗です、いくつもの紀行文を
<br />書いている方ですが東洋人に対する偏見は随所に見て取れますね、割り引いて
<br />考えても恐ろしい国であることには違いませんが・・・・
<br />韓国の方は事実を知りません、知らされていません、事実と向き合う・・・・・・
朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)の詳細は写真をクリック

オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)
エドワード・W. サイードメーカー 平凡社
ASIN 4582760112
『非オリエンタリズム』を実践した生き方
エドワード・サイード氏。彼は、パレスチナで生まれアメリカやヨーロッパで育ったが、サイード氏自身定まった土地に住むという習慣を持たなかった。 どこにも定住せず、欧米と中東を往来するのが、彼の潔しとした生き方であった。 また、その時に歯ブラシだけを携帯するのがいかにも、サイード氏らしい。彼の説いた『オリエンタリズム』は、西洋文明が東洋文明を発達途上で、劣化した文明だと捉える偏った見方であるとして、批判している。 彼の『オリエンタリズム』は、東洋文明と西洋文明の二面性を持つ境遇にあった彼だからこそ、マジョリティーの西洋優越主義に陥る事がなく、中立の立場で生まれたのだと思う。・・・・・・
オリエンタリズム〈上〉 (平凡社ライブラリー)の詳細は写真をクリック

十八史略(上) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)
安岡 正篤メーカー PHP研究所
ASIN 4569663230
人間学の本
十八史略は歴史小説として発売されている他の書籍は駆け足過ぎて面白みが少ないのですが、この本は、人間学に視点をあてた、碩学安岡氏の講演をもとに書かれたもので、東洋思想を人物表現の中に彷彿とさせる、氏らしい重みのある仕上がりとなっている。・・・・・・
十八史略(上) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)の詳細は写真をクリック

ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)
マハトマ ガンジーメーカー 中央公論新社
ASIN 4122043301
真実の人・ガンジーの半生
ガンジーの生き様が本人により述べられた本です。政治的に有名な“塩の行進”をはじめとする歴史は述べられていません。英語版にはない丁寧な訳注が理解を助けます。また、短い章で分けられ、写真や地図も豊富で大変読みやすくなっています。ガンジー自らが書いた“はしがき”に、この本全体の思想が凝縮されています。曰く、“私は神を真実としてのみ礼拝する。私はまだ神を発見するにいたっていないし、また、今も捜し求めている。、、、およそ真実の探求者は、塵芥より控え目でなくてはならない。、、、私は読者の前に、私の欠点や過ちをことごとくさらけ出してみたいと思う。、、、私自身を判断するに当たって、できるだけきびしく誠実であることに努めよう。そのような規準に立って私自身を測定しながら、私は叫ばなくてならない。”
<br />
<br />我のごとく小賢しく Where is there a wre・・・・・・
ガンジー自伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)の詳細は写真をクリック

オリエンタリズム〈下〉 (平凡社ライブラリー)
エドワード・W. サイードメーカー 平凡社
ASIN 4582760120
知的訓練にはもってこいです。
主要な読み方としては上巻のレヴューで出尽くしていますね。この本をどのように読むかは人それぞれでしょう。読み方次第でいくらでも価値が引き出せる、宝の山のような本。時期をおいて何度も読み返す度に新たな発見がある、そんな本です。プロパガンダの海底に暮らす現代人にとって、知的訓練に適した本。・・・・・・
オリエンタリズム〈下〉 (平凡社ライブラリー)の詳細は写真をクリック

オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)
鈴木 董メーカー 講談社
ASIN 4061490974
今日の様々な問題を考えるヒントを与えてくれる良書
塩野七生氏の「コンスタンティノープルの陥落」「ロードス島攻防記」「レパントの海戦」等で、時には残酷であるけれども魅力的な(ある意味騎士道精神を感じさせる)敵役として描かれるオスマン帝国が当時なぜあれほど強かったのか、イェニチェリをはじめとする軍制の起源は、などの疑問に答えてくれる良書です。将来の争いの種を断つために君主の兄弟殺しをイスラム法学者が是としたり、シーア派の粛清を行ったり等の残酷な面もありますが、総じて多民族・多宗教の共存に成功し、社会階層間の流動性が高く、それでいて当時の西欧諸国にはない常備軍と中央集権体制を備えていたことが隆盛の鍵であったことを本書は教えてくれます。一神教と多神教の違いはありますが、まるで元首制までの古代ローマを連想させてくれます。一神教の狂信ゆえの弊害を歴史的に長期にわたってこうむったのはキリスト教国であり、イスラム教国のほうが開明的であったこと、その帝国の・・・・・・
オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)の詳細は写真をクリック

十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)
安岡 正篤メーカー PHP研究所
ASIN 4569663249
人間学の本
十八史略は歴史小説として発売されている他の書籍は駆け足過ぎて面白みが少ないのですが、この本は、人間学に視点をあてた、碩学安岡氏の講演をもとに書かれたもので、東洋思想を人物表現の中に彷彿とさせる、氏らしい重みのある仕上がりとなっている。・・・・・・
十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)の詳細は写真をクリック

韓国現代史 (岩波新書)
文 京洙メーカー 岩波書店
ASIN 4004309840
韓国現代史を知るうえでの格好な入門書
第二次世界大戦後の韓国の歩みは、解放と分断、内戦、貧困、独裁政治、クーデター、長期の軍事政権、民主化運動の弾圧、経済破綻、そして民主化へと、日本人には想像を絶するような苦難に満ちたものであった。
<br />
<br /> この激動の歴史の歩みの中で、権力によって人びとは、傷つき、殺りくで家族を失い、ちりぢりに離散し、飢えに苦しみ、街頭でデモをし、拘留され、拷問にあい、あるいは死を賭けして圧政に立ち向かい、と筆舌に尽くし難い試練の数々を強靭にくぐり抜けてきた。
<br />
<br /> しかも、韓国の人びとが苦しむ強権政治の延命に日本の政・財界が少なからず加担した事実を見落としてはならない。一例を挙げれば、本書で筆者が指摘しているように1971年の朴正熙と金大中とで闘われた大統領選挙の際に三菱は朴陣営に選挙資金として120万ドルを提供し・・・・・・
韓国現代史 (岩波新書)の詳細は写真をクリック

呉子
nonメーカー 中央公論新社
ASIN 4122045878
戦争反対
薄い本ながら いくつかの言葉が心に残った。<p>「戦って勝つのはやさしいが守って勝つのはむずかしい」<p>「五度勝ち続けた国は かえって禍を招き、四度勝利した国は疲弊し<br>三度勝った国は覇者となり 二度勝ったものは王者。一度買ったものは覇者」<p> 最近 孫子、三略、六韜等の兵法書を読む機会が多いが 兎に角 彼らは基本的に まずは 戦争を避けようという姿勢が強い。上記呉子の言葉の 後者は その最たるものである。<p> それにしても 経営者が中国古典の兵法書を好む姿にも面白いものがあると思っている。会社の経営は やはり一種の戦争なのだろうか。ただ 上記言葉を味わっていると これは非営利団体でも サークルでも 家庭でも どこにでも適用できるから面白くなる。要は 人間のやることは 変わらないのだと思わざるを得ない。<p>・・・・・・
呉子の詳細は写真をクリック

三国志 きらめく群像
高島 俊男メーカー 筑摩書房
ASIN 4480036032
読むのが楽しい本
日本で「三国志」と言えば演義や正史ではなく、吉川英治の書いた物のようないわゆる二次小説しか読んだことのない人も多いと思うが、そんな人でも十分に楽しめる内容。
<br />演義やその他の二次小説で活躍した武将は正史では‥と、ギャップや新たな魅力が発見できる。
<br />
<br />話があちこちに飛んだり、文章も「〜である」で終わるかと思えばですます調で終わってるところがあったり、まるで筆者がくだを巻いてるような調子で語る武将列伝。
<br />しかしそれがかえってテンポを生み、文庫にしては厚めだがすんなりと読める。・・・・・・
三国志 きらめく群像の詳細は写真をクリック

韓国併合への道 (文春新書)
呉 善花メーカー 文藝春秋
ASIN 4166600869
「そのとき歴史が動いた」でやってほしい
独裁体制を守る為に対抗勢力をつぶしていった結果、国力が弱まり殆ど国防能力がなかった点や西洋列強の脅威がなかなか認識できなかった点など李朝の責任は重大だ。又政治指導者だけでなく国民の側にあった近代化を受け入れにくい伝統的体質についても見つめ直すべきだろう。併合後、独立運動が起る迄は日本はかなり強圧的だったがその後は治安が保たれた中で近代化が進められ併合前よりは半島はかなり豊かになった筈だ。現代韓国は更に豊かだ。もう情報統制や言論を暴力的に排除するのはやめるべき時期に来ている。華夷秩序や中華思想を捨て日本と真の友好関係を気づくべきだ。年表と共に登場人物の国籍や立場などが分る一覧表をつけるともっと分りやすくなっただろう。・・・・・・
韓国併合への道 (文春新書)の詳細は写真をクリック

歴史物語 朝鮮半島 (朝日選書)
姜 在彦メーカー 朝日新聞社
ASIN 4022599065
簡潔で読みやすい本。初心者にも中級(?)者にもOKでは
著者は、古い「在日」の歴史家で有名な人である。しかし、最新本は「新しい」。
<br />
<br /> 読みやすく、手ごろ感がいい。イデオロギー「ゼロ」の「まっさら本」であることも、読む側に「身構え」を持たせなくていい。
<br />
<br /> 初心者にもお勧めだろうし、何冊か「その手の本」は読んだけど、何だか頭の中でまとまっていないぞ、なんて人なんかにも「整理本」としてもいいかもしれない。
<br />
<br /> また「興味なんてないぞ」と思いつつも「半島」の歴史ぐらい「さらっと」知っておきたい人にもお勧めである。「さらっと」読めるでしょうから。・・・・・・
歴史物語 朝鮮半島 (朝日選書)の詳細は写真をクリック

聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史―失われた10部族の謎 (Natura‐eye Mysteria)
ラビ・マーヴィン トケイヤーメーカー 徳間書店
ASIN 4198609659
真摯に書かれた本
日ユ同祖論というと、まやかしというイメージがあり、本書も
<br />トンデモ本の類ではないかという思いを抱きながら読んだ。
<br />
<br />読み進めると、著者は特に日ユ同祖に拘っている訳ではなかった。
<br />中国や、シルクロード界隈での、ユダヤ人との風習の類似性の指摘と
<br />並んで、日本における見逃しがたい類似性をも指摘しているのだ。
<br />
<br />日本人とユダヤ人が同祖であるとは決して断定していない。
<br />しかし古代に何らかの影響はあったのではないかという指摘に
<br />とどまっている。
<br />
<br />今後の研究結果を待ちたいという、非常に学術的に真摯な態度で
<br />書かれている・・・・・・
聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史―失われた10部族の謎 (Natura‐eye Mysteria)の詳細は写真をクリック