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インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

手嶋 龍一メーカー   幻冬舎

ASIN 4344980115



国際諜報小説を読みふけるような面白さだが、現実世界の出来事となると、、、。

 以前から気になっていたが遅まきながら読了した。“インテリジェンス”とは何か?それは国家間の外交でのイニシアティブを取るための、そして他国の自国への脅威から身を守るための“情報戦”に必要不可欠な武器だと本書は定義付ける。外務省きっての辣腕情報分析官と元NHKのワシントン支局長、国家機関の中枢頭脳ふたりによるいきなり序章での虚々実々のやり取りで読者の好奇心を煽る辺り、これもひとつの“インテリジェンス活動”なのかと思ってしまう(笑)。ゾルゲ事件、イギリス旅客機テロ計画阻止、チェチェン紛争、湾岸戦争と歴史的史実の裏に隠された駆け引きと鬩ぎ合いに、まるで国際諜報小説を読んでいるような気分になってくる。世界を取り巻く情報分析が矢継ぎ早に語られる中、米英の諜報活動の違いは相互のメディア環境の影響が大きいとか、ネオコンは元はトロッキストグループからの転向組であり、普遍的な価値観で全世界をアメリカ的民主主・・・・・・

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失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

戸部 良一メーカー   中央公論社

ASIN 4122018331



何度も読み返したい、いや読み返さなければいけないと思わされた

ノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄での6つの作戦を、戦略、情報、資源、兵站、組織といった各面から分析した組織論の好著。敵の過小評価と自己の過大評価、空気によって支配される議論、人的ネットワークだけに依存する「間柄」中心の意思決定、信賞必罰の不徹底など、いずれの作戦にも顕著な現象がそれぞれ解説される。これらは現在の組織にも散見されることであり、その意味では非常に有益であり、ときどき耳の痛いこともあり、大いに教訓的だった。 <br /> <br />最も印象的だったのは、強烈すぎる成功体験から逸脱することを許さない定型的な教育から過剰適応がうまれ、結果として適応能力を締め出し、凝り固まった「ものの見方(パラダイム)」に縛られたこと。そして、異質なヒト、情報、偶然を取り込むことなど皆無で、結局組織的なイノベーションが起きることも皆無だったとい・・・・・・

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補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)

補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)

マーチン・ファン クレフェルトメーカー   中央公論新社

ASIN 4122046904



日本人が知らねばならない慰安婦問題

この問題が他の戦争関連の問題と大きく違う点は、70年代まで一切問題視されなかったということである。<br />日本の反日学者や韓国の学者ですら「兵士を客とした商行為」として一切問題にしなかった。<br />「政府・軍による強制連行」の話が出て初めて問題化し、韓国にも伝わったのである。<br />慰安婦運動は、89年に大分の運動家が韓国で元慰安婦を探したのが全ての始まりである。<br />この時会った毎日新聞の下川記者は「原告を探すという発想には正直驚いた」と語っている。<br />この後、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の大宣伝の影響もあり、日韓の国際問題に発展していくことになる。・・・・・・

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本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)

本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)

中村 秀樹メーカー   光人社

ASIN 4769824939



日本人が知らねばならない慰安婦問題

この問題が他の戦争関連の問題と大きく違う点は、70年代まで一切問題視されなかったということである。<br />日本の反日学者や韓国の学者ですら「兵士を客とした商行為」として一切問題にしなかった。<br />「政府・軍による強制連行」の話が出て初めて問題化し、韓国にも伝わったのである。<br />慰安婦運動は、89年に大分の運動家が韓国で元慰安婦を探したのが全ての始まりである。<br />この時会った毎日新聞の下川記者は「原告を探すという発想には正直驚いた」と語っている。<br />この後、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の大宣伝の影響もあり、日韓の国際問題に発展していくことになる。・・・・・・

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新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

小林 よしのりメーカー   幻冬舎

ASIN 4877282432



知識として吸収するにはいいが・・・

あまりに右寄りなのではないでしょうか。 <br />攻撃的、侮蔑的な内容があり、それを売りにされているのかもしれませんが、 <br />若い人が影響されることに懸念があります。自分で学習していった結果として、 <br />本書にあるような考え方を持つ分には問題ないかもしれませんが、一気に感化 <br />されてしまう人もいるのではないでしょうか。 <br />作者の主張されるところ、戦前の日本は美であり、欧米は悪であり、中韓は愚である <br />とのことですが、戦時下における戦争行為の正当化に過ぎないのでは? <br />断片的な歴史的事実を都合のいいように組み合わせているだけで、説得力がありません。・・・・・・

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戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方

戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方

松村 劭メーカー   PHP研究所

ASIN 4569665969



実際のビジネスの場で使えるかは疑問ですが・・・

タイトルにつられて買ってしまいましたが、本書はビジネスにおける戦術ではなく、本当の戦闘時を意識した戦術と指揮を語っています。その点若干がっかりしたのですが、「コラム」欄に書かれている内容が予想以上に面白くためになりました。また、シミュレーションにおける、答の解説がなかなかわかりやすく、著者が少しは軍事素人にもわかるように書こうとしたことが伝わりました。・・・・・・

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉

小林 よしのりメーカー   幻冬舎

ASIN 434400356X



現代社会にある概念を違った角度でとらえた作品だ

全体的に興味深く、アメリカのポチになっている日本への警告がリアルでよかった。 <br />しかし後半にかけてちょっと行き過ぎのところがあったんじゃないかと思う部分があり、 <br />疑問を覚えた。 <br />というもの小林さんは少し右よりの傾向があるのかなと思うのだが、著作には <br />そのような偏った傾向は載せないでほしかった。 <br />基本的に戦争では多くの人が悲しむのであって、確かにおじいさんの世代(戦時世代)を <br />尊敬しないで犯罪者にしたてあげる傾向はよくないが、だからといって美化してしまっては <br />日本に右よりの傾向を復活させるだけじゃないかなと思いました。 <br />ただ責任をもってアメリカのポチ状態を排斥することは重要ですね。・・・・・・

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戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

デーヴ グロスマンメーカー   筑摩書房

ASIN 4480088598



良心に反して

アメリカ軍兵士を対象にした調査によると、第二次世界大戦で、敵が目前に迫りながらも発砲した兵士は10〜15パーセントだけだった。兵士100人のうち、85〜90人は敵に撃たれるかもしれない状況にあっても発砲しなかった。人を殺すということは、実は、それほど難しい―― <br />「戦争になれば、兵士は敵を殺す」という先入観を、本書はあっさりとくつがえす。そして、「人を殺す人間を、どうやって作り上げるか」という米軍の第二次世界大戦後の取り組みを紹介し、ベトナム戦争での「成果」と「後遺症」を検証する。 <br />国家によって殺人マシーンに改造され、ベトナムの戦場に送り込まれた青年達――軍隊では上官からボロカスに扱われ、戦場では敵から剥き出しの憎悪を浴びせられ、帰国後は国民から嘲笑と軽蔑を投げつけられる――これではたまらない。 <br />「良心に反する行為を、命・・・・・・

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新訂 孫子

新訂 孫子

nonメーカー   岩波書店

ASIN 4003320719



中朝戦争を考えるのにも有効

ネットで北朝鮮情勢について検索していたら「北朝鮮と中国が戦ったらどっちが勝つか」という問いに出くわした。それは、素人の問いに素人が答えるという形式のWebページで、大勢の「自称物知り」が「北朝鮮は貿易を中国に依存しているので、戦争にならない」「仮に戦えば、中国は貿易を止めるから、北朝鮮の負け」などと、小生意気な答えを書いていた。どうやら、ネット上には孫子の兵法も知らないド素人が大勢いて、勝手に軍事専門家を自負して、無責任なウソを言い散らしているようだ。 <br/> <br />そういう連中が真っ先に読むべきは、この「孫子」の兵法だ。 <br />遠交近攻(遠くと交わり近くを攻める)の下りでもわかるとおり、北朝鮮は、遠くの大国(たとえばアメリカや日本)を味方に付けない限り、近くの敵(中国)とは戦うはずがない。逆に、北朝鮮が中国と戦ったら、という前提が成立す・・・・・・

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ノモンハンの夏 (文春文庫)

ノモンハンの夏 (文春文庫)

半藤 一利メーカー   文藝春秋

ASIN 4167483106



日本を世界戦争へ導いた大事件

後の太平洋戦争につながっていくきっかけとも言えるノモンハン事件を描く大作。 <br />戦場の軍人が統帥権をもつ天皇の意向を無視して暴走する様がありありと描かれ、数万人の死傷者を出してもなお自らの非を認めない高級将校に対する怒りがこめられた表現が多くみられます。 <br />特に、悪名高い辻政信参謀に対しての批判は極めて厳しいのですが(もちろん、批判されてしかるべきなのですが)、その表現が幾分感情的に感じられ、単なる辻批判本と受け取られかねないところは若干残念でした。 <br />とはいえ、ノモンハン事件そのものだけでなく、当時の国際情勢、特にヒトラーのドイツとスターリンのソ連の駆け引き、伊英仏の思惑など、複雑を極めた世界のパワーバランスが丁寧に描かれていて、日本にとってのノモンハン事件が単なる局地的戦闘でなかったことがよく理解できます。 <br ・・・・・・

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孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略

孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略

守屋 洋メーカー   三笠書房

ASIN 4837900186



戦略本だ!だけど戦術部分にも味がある。

 科学技術や文明の進化と共に、戦術は刻々と移り変わる。だが、<br>戦略のエッセンスはそう簡単に変わらないと思います。だからこそ、<br>孫子が今でも輝きを放っているのだと。<br> 戦術の記述については、守屋氏が記述のとおり、現代にはそっくり<br>当てはまらない所が結構あります。<br> 日当たりの良い場所に布陣せよ、とか。だけど、それって深読み<br>すると、福利厚生を充実させて社員の稼働率を高水準に保つ、という<br>「ストレス過多」社会の最重要課題の一つを暗に提示してたりもする。<br> 純粋な戦略部分だけでなく、戦術部分も噛み砕いてみると、本当に<br>味のある本です。・・・・・・

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ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)

ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)

高木 徹メーカー   講談社

ASIN 4062750961



朝日新聞と慰安婦問題

現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。<br />そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。<br />その朝日新聞は現在、<br />「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」<br />と言っている。<br />人間ここまで汚くなれるのだろうか?<br />ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。<br />それが責任のとり方じゃないのか?<br />朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?・・・・・・

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今日われ生きてあり

今日われ生きてあり

神坂 次郎メーカー   新潮社

ASIN 4101209154



60年余前の青年たちの心境に思いを馳せる

今から60年余前に、このような時代があったということを、改めてまざまざと見せつけられた。 <br />出てくる登場人物は、ほとんどが、自分と同じ世代である、20代中盤の若者。 <br />彼らは、特攻で玉砕することが使命であると考え、家族や、国民のために死んでいった。 <br />その混じり気のない、純粋な信念に、畏怖すら覚えるとともに、若き青年たちをそのような心理状態にさせてしまった戦争というものの恐ろしさを痛感した。 <br />永世、語り継いでゆくべき記録だと思う。・・・・・・

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最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

石原 莞爾メーカー   中央公論新社

ASIN 4122038987



すごい…

戦争当時、異端児とも呼ばれた石原中将の戦争観です。石原中将は満州事変を計画して、満州国を作った立役者でありました。だが一方で日中戦争を不広大を主張し、南進派である東條英樹首相と対立関係でありました。終戦後立命館大教授になり、故郷で農業を営んでいらしたようです。亡くなる前に平和を唱えるフィルムが印象的でした。内容は世界史と法華経からの戦争解釈です。ものすごく内容が濃くここまで洞察できる軍人がいたのかとさえ思えました。たしかに若干は空理空論な部分もあるかもしれませんが、一部予言が的中しています。読みやすいだけでなく、ロマンス溢れる本なのでオススメします。・・・・・・

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「孫子」の読み方

「孫子」の読み方

山本 七平メーカー   日本経済新聞社

ASIN 4532193028



「孫子」の入門書ですね

戦いにおいて武将必携の知識であった、名著「孫子」のエッセンスを様々な <br />歴史考証や実体験を交えて解説された、手軽な入門書ではないでしょうか。 <br /> <br />情報将校として従軍した経験を持つ著者が、実際に体験した「戦争」という <br />モノの悲惨さ・無意味さ・無謀さの意味が、疲れ果てて読み直した「孫子」 <br />に全ての答えがあり、その疑問が氷解したことが執筆の動機となっております。 <br /> <br />主として「戦う」場面における情報・知識において「孫子」を知って、実践 <br />するか否かが生死を決する、その証左が無謀な太平洋戦争であった、と喝破 <br />しております。 <br /> <br />何よりも、畳水練では・・・・・・

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